よく人材派遣業をピンハネ屋と呼ぶ人がいます。じゃあ俗にピンハネしたら儲かるのか・・・
はっきり言いましょう。派遣会社は総利益の2~3%しか儲かりません。
じゃあ内訳は。受けの単価が1000円の場合。700円が派遣社員の時給。100円が社保。50円が求人募集の広告費。30円が派遣社員の手当等(有給・交通費等)。100円が派遣会社の諸経費です。
「そうなんです。ピンハネしてるのに全然儲かってないんですよ。」『数です。絶対数の勝負なんです。』
人間が商品のため、手間ばっかりかかる割には全然儲けることができないのです。これが現実です。
悪徳派遣会社
私が知ってるだけで結構な数の派遣会社が儲けるためにズルをしています。じゃあどこでごまかすか。という事ですが、基本、派遣会社は社保加入は100%じゃなければなりません。しかし、外国人などは手取りが少なくなるために社保加入嫌がる方がいます。社保加入嫌がる方が100人居たら、200人居たら、300人居たら、400人居たら、500人居たら・・・恐ろしいくらい利益が出ちゃうんですよ。しかし、うまい話しばかりじゃ無いんです。社保加入100%じゃなければ派遣会社の次の更新の許可が貰えないんです。当然、許可がなければ経営はできませんから倒産という形になります。ENDです。じゃあ更新の時だけ社保入ればいいじゃん。なんて声が聞こえてきそうですがそんなに簡単な事じゃないと思います。スゴ〜く頑固な人種もいますから。
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